2018映画ベスト

  • 2019.01.11 Friday
  • 15:50
ワタシのベスト10は

01:シェイプオブウォーター
02:スリービルボード
03:キングスマン ゴールデンサークル
04:レディプレイヤー1
05:アベンジャーズ インフィニティウォー
06:オンリーザブレイブ
07:孤狼の血
08:ワンダー 君は太陽
09:ア・ゴースト・ストーリー
10:ブリグズビーベア
掘り出し物賞:高崎グラフィティ。

です。

今年観た映画は56本らしいです。(coco調べ→)https://coco.to/author/WildChalice
あとNetflixオリジナルを一本観てるのと感想書いてないのが多分1本くらいあるのでそれくらい。

11、12月はもっと観るつもりだったのですが仕事とか課題とかで色々しんどくて全然行けませんでした。
なんてったって結局ヴェノムをIMAXで観てないんだぜ。コラボカフェとかも行く予定だったのに行けなかった。
そんな事情もあってかランクインは上半期公開作品ばっかりです。とはいえ観に行ってないわけでもないので。
特に上位5作品は上半期終わった段階でも、この辺超える作品は現れないかもなぁと思ってたんで、自分の中でも予想していたといえば予想していた。
本国と公開時期が同じだったらもしかしたらここにアクアマンがいたかもしれないのになー、ここまで大幅にズレ込むのホント勘弁してほしい。
でもランキングの内容から趣味嗜好はそこまで変化してないのかな。

またしても邦画が一本しかランクインしてませんが、高崎が主要ロケ地となっていたし、題材的にも興味有りそうな「高崎グラフィティ、」を観に行ってみたらこれが結構面白く好きで、その流れで群馬ロケ+青春を題材にした邦画を年の瀬に滑り込むようにして立て続けに観に行ってどれもランクインはせずともすごくお気に入りになる作品ではあったので今現在の気分としては寧ろ邦画面白かったなぁみたいになってたり。
(ちなみに観たのは「青の帰り道」「少女邂逅」です。)
上記以外でも「累 -かさね-」はやっと土屋太鳳で興味湧く映画来たぜという動機で観に行ったらそこそこ見応えあって観に行ってよかったと思えたり「いぬやしき」はクライマックスのVFXはかなり頑張ってるというか十分満足できるものが観られたし。というわけで結構邦画も楽しんでますよ、とだけ…。
新作以外では「七人の侍」とか初めて観たんですけどかなり圧倒されました。

個人的なアレで、も一つ話題があるのが「ミスミソウ」。
コンディションが良くなかったのか単純に自分のグロ耐性を過信してたのか?
ヒメアノ〜ル的な鑑賞後感を得られそうだな〜と思って観に行ったんですが。ヒメアノ〜ルは普通に楽しく観られたのですが。身近にいそうな可愛い日本人の女子高生が凄惨に死んでいくのがキツかったのか?画面の色調だとか雰囲気もそういうツボを突いてくるものだったのか?わかりませんが、
最初の殺戮シーンが終わったあたりで急激に気分が悪くなり、「あ、これヤバいダメだ」と直感的に思ってスクリーンから出て、それでも回復せずフラフラしてうずくまってたら従業員さんに声をかけられ、「椅子まで歩いて休もう」と思って立ったらそのまま一瞬気を失ってぶっ倒れました。
その後従業員さんに水貰ったり従業員通路のスペース使って横にしてもらったりしてまあ何とか回復して自力で帰宅できましたが、出先でこうなるのも映画で気持ち悪くなって退出するのも初めての経験でした。
エグいのを期待して観に行って返り討ちにあっただけなので作品にはなんの罪もなく、寧ろ絶対好きな内容なんだけどな〜〜、ソフト化したら家で観よう。と思って早半年。
半分トラウマになってるらしくビビってまだ観られてません。スミマセン。
あの時対応して下さった従業員さん声をかけて下すった方、本当にありがとうございました。
映画もそのうちに観ます。



一口感想的なのは以降に。具体的な内容にも触れます。


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01:シェイプオブウォーター
〜受賞おめでとうございました〜
ヘルボーイにパシフィックリムにクリムゾンピークに、毎度趣味全開な作品を世に送り出している監督ですが、
やっぱり真骨頂というか、最も評価されるのはパンズラビリンス然り、ダークファンタジーでドラマな作品なのかなあと。
趣味全開に出来るからこそ深く刺さるものを作り出せるのだろう、それは美術にも物語にも出てると思う。
ティールで統一された淡い視界や何処か欠けている登場人物。敵と味方のように明確に分かれた行動を取りはするけどその本質はとても近い、寧ろ同じであるという作りは本当に好きで。
性描写やグロテスクな部分というのもあまり表に出すようなものではないけど、実際は誰もが営んでいる事、誰の体にも宿ってるものなんですよね。(描写として嫌悪感を覚えるのは仕方ないけど)
暗いしジメジメした物語だけど奇をてらっている訳ではなくて、展開自体はとても見易くて実はとてもタイトに仕上がってる作品だと思いますホント。

02:スリービルボード
〜破壊と再生〜
↑の作品とアカデミー賞を争っていた作品。観た当初好きなのは↑だけど賞を取るのはこっちだろうな〜と思ってました。
良い意味で「思ってたのと違う」映画でした。それも観進めていく内に更に「思ってたのと違う!」と思わせられる度重なるその意外性と裏切りと見事な鑑賞後の爽快感。
人は変われる、なんて真正面から言うわけでもないけども、この映画が描いてるのはまさしく自分が変われば世界が変わることと、もう一つ大事なことが「言わなきゃわかんねえよ」って事。
たとえそれが本人にとってタブーであったり言うことで何かが起こってしまったとしても。わかってほしかったら伝えるしかない。
この物語が奇跡的なのは何かが起こっても、取り返しがつかなくなる直前でそのコトは終わるということ。
心や体が大炎上しようと変われたその先があるということ。だからこその爽やかなラストなんですわ。
その変化の一番の切欠は取り返しのつかない事なわけだけど、先が無かったこその尊い犠牲になっててやっぱりえらい脚本ですわ。
ちょくちょく言われる真犯人はこの物語にとってはさして重要な事ではない。最早そんなしがらみは彼らには無くなるから。(多分)(解釈別れ)

03:キングスマン ゴールデンサークル
〜ファッキンスペクタキュラー〜
前作キャラ蔑ろ、新キャラクターが全然活躍しない、やってることはスケールダウンしてない?等二作目の地雷踏みまくりな部分もあるけど、
同様にキングスマンとしてバリバリに活躍するエグジー、ハリーと二人で戦うエグジー、前作の文脈すべてを載せてハリーを呼び覚ますシーン等、前作を踏まえることで盛り上がる部分も多く、まあなにはともあれ全部引っくるめて好きなんだよ!
加えてマシュヴォンの描くアクションシーンはワタシのツボを的確に捉えていくんです。それが前作より300%増量(当社比)となったら否が応でもひれ伏すしかない部分も。往年の名曲に合わせて360°縦横無尽にカメラが回り続ける画作りは本当に唯一無二だと思うし大好き。
構図自体も全世界数億の麻薬中毒者の命を悪の麻薬企業から救えキングスマン!っていう軽薄で軽妙なシニカルさは健在でやっぱり楽しいし。
でもそれでも初見は前作キャラ蔑ろはすげーーーーキツかったよ。フォローが入ったら許せたけど、入ってなかったら逆にランキング圏外だったと思う。入れ込みすぎちゃうのも危険なのよね。うん。

04:レディプレイヤー1
〜なんかスゴいモン見た〜
おもちゃ箱をひっくり返したような、そんな表現がありますがこれはその体現です。
中々カットを割らずにどんどん周りがぶっ壊れていくその中をすり抜けていくカーチェイスの所で「なんか凄いモン観てるぞコレ」と感じ、アイアンジャイアントとメカゴジラとガンダムが競り合うシーンで「なんか凄いモン観てるぞコレ!!!」と感じました。
流石の超絶スペクタクル以外でもレースゲームの裏道自体はいかにもな発送だけど、その裏道の表現としてアトラクションの裏側〜みたいな魅せ方がかなり面白かったり、設定はやや行き当たりばったり感はあるけどいかにもなアイテム呪文はオタクでないと描けない感じはあるように感じたり。
シャイニングの完全再現も爆笑する中でその技術力に慄いたり。あらゆる場面でその技術演出発想のスケールに圧倒されっぱなしの中々他に無い映画体験でした。
ただちょっとラストシーンの作りはわざとな部分もあるんだろうけど、描き方が軽すぎたかな?俺がユーザーだったら絶望する。

05:アベンジャーズ インフィニティウォー
〜この10年はこの時の為に〜
MCU10年記。もうそんなに時間経っちまったのかよという節目としての作品でしたが…。
集大成っつったって、こんな形の集大成あるのかよという、予想斜め上をレーザービームがものすごい勢いでかっ飛んでいって宇宙(そら)に消えていくような映画でした…。
その点差し引いても予算やスケール感もあってかそれぞれの単独作品以上にカッコイイアクションの応酬が物凄い。↑の映画にも全く引けを取らない超絶スペクタクル。特に本気のストレンジ先生は単独作品で観られなかったレベルの連続魔法合戦ガチバトルがすごく良かったです…。
シビルウォー等々経て離散したチームが徐々に集合していった挙げ句の結末は本当に改めてこのシリーズの凄まじさ懐の深さ、あるいは大胆さと巧妙さを感じました。今後どう隆盛を描こうが映画史に燦然と輝くシリーズになるのは間違いないんでしょうね…。

06:オンリーザブレイブ
〜泣けたよ〜
よく感動モノの指標として「泣ける」って表現を使うけど、別に感動=感涙ってわけでもないし、感動って言葉は泣く事だけで表せるものでもないし、映画とか創作物に感じる感動ってのはそんな単純な話じゃないでしょ、って思うから泣けるから偉いなんて思ってないし思ったこともないけど、この映画スゴい泣いた。こんな泣いたの初めてかも。
ダメ男の再生としても感情移入しやすい癖に、山火事消防を天職とする男たちの熱いアッセンブル感と、その裏にある一人の人間としての人生とのすり合わせの難しさと敬虔さが最早ヒーロー映画的なソレでもあり。
これまたハリウッド的スケールで描かれる山火事という我が島国には馴染みの少ない災害がとても肌に感じてしまうような恐ろしさの描き方。逃げ場がないどころかどこまで走っても火、火、炎っていう、しかもそこに立ち向かうという強さ。
そして否応なしに叩きつけられる"実話"というワードと映画としてのラスト。マイルズ・テラーの独演がすごいっす。

07:孤狼の血
〜広島弁は世界一かっこいい言語じゃのう〜
やくざ映画ってなんやかんやであんまり観たこと無かったんだけどきっとコレは現代的で見易くも完成度の高いやくざ映画だったんじゃないかなとなんとなく思う。
楽しいバイオレンスとダブル主演の強いキャラクター性で存分に揺さぶった上での怒涛の血の目覚め的な終盤の展開。
2018年は松坂桃李の年でもあったと思うんですが(娼年とかも観たかった…)その中でもこれは代表する一本なんじゃないかなっていうくらい桃李を観るのも楽しかった。「彼女がその名を知らない〜」といい殿がかなり振り幅のある俳優になってて嬉しい。
あと江口洋介がやくざ初めてらしいけどすげえカッコ良かった。斉藤の時の100倍日本刀が似合ってたよ。
その見てくれから想像できない程にあまりに爽やかな終わり方したので続編やってくれ〜と思ってたら既に続編決まってるみたいなのでめっちゃ楽しみにしてます。

08:ワンダー 君は太陽
〜蛾の羽〜
これもハートフルな映画を期待して観に行って想像と全く違う質のハートフルがお出しされて大大満足だった。
顔に障害を持つ子供を主人公として置くからにはその葛藤や苦悩を主題として描くのだろうと思っててまあ実際彼が主人公では有るんだけど、この物語の骨子は主人公の持つ苦悩というのは、障害者、"普通"の人、優等生、母親、父親、親友、千差万別の人間それぞれが千差万別に持つ苦悩の中の一つに過ぎない。という作りをしていて。
それぞれがそれぞれの場で戦っているんだよという当たり前でも忘れがちな事実を優しく暴き出してるんですねこの映画は。
それに合わせて自らで人生を勝ち取っていくオギーと、オギーが元気になると元気になっていく家族。そんな波及が広がりを魅せていく。人生ってのは自分だけの問題だと思うけどそんなことないんだよ、あなたの人生は他の人生に影響だってあるんだよ、と道徳的寓話的ではあるけど説教臭さはあまりなく誰にでも観てほしい映画です。
「相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること」とか名言も多く、学校で見せてほしい。
個人的にヴィアお姉ちゃんみたいなね、ついつい自分の事を後回しにしてあげちゃう(されてるだけだけど)キャラがすーごい好きでな…。愚痴たれながらも「あんたのせいだからあんたの機嫌直しにきた」ぐらいのテンションでオギーの部屋に乗り込んでくる所が可愛くって兄姉っぽくてしっかり姉をやってるやりとりで可愛くて好きです。
あとエンディングのPassion Pitの「Moth's Wings」がどーしようもないぐらいの名曲だと思います。主題歌賞とかあるんならこちらで決定です。アニゴジも捨てがたいけど映画の完成度を踏まえるとこっち。

09:ア・ゴースト・ストーリー
〜もう戻ってこないみたい〜
過去記事参照→http://urutoranozizi.jugem.jp/?eid=462
少し取っ付きにくさはあるかもしれないけど、じわりじわりと染み渡る映画でした。
勢いとテンションと時間的余裕の合わさったタイミングだったとはいえ、唯一感想記事を上げるくらいには好きです。(公開規模が大きくないから応援とか諸々の顕示欲とかもあるけど)

10:ブリグズビーベア
〜皆可愛い〜
こちらもハートフルで安心して観られる映画で。ポイントとなったのは創作する人間の視点っていう所かなぁ。
どんな思いでどんな経緯で作られたものだとしても、作品というものは見たものに影響を与える。それがネガティブなものであろうとポジティブなものであろうと、その影響は生き続ける事が出来てまた新たな影響を与えていく。
それでいてその"作品"は作者とは切り離された存在であり、"影響"は完全に作者の、生みの親の手を離れたものである、と。
確かに人生を奪われた少年なんだけど、"ブリグズビーベア"に与えられたものは彼に新しい人生をも与えたわけで。それは作者であっても肉親であっても関与出来る部分じゃない。それこそが彼の人生なんだと。
とはいえ作者の存在を切り離して考える事などできない、という層の葛藤がちょーっと足りなさすぎたかな?かなりトントン拍子で話が進んでいった印象もあるのでそこはちょっと引っかかるけど、でも、皆可愛いんだよ。作り手になることで普段の現実と違う何かに思いを馳せる事ができるその喜びの描写が本当に楽しく可愛く面白い。
忌まわしいものだったハズのものが一つの作品であると捉えられるようになってから、それにハマっていく姿が素敵なシーンになっているんだ。


掘り出し物賞:高崎グラフィティ。
〜ちゃんと青春してるじゃねーか〜
地元がメインのロケ地でね、小規模の邦画で、あらすじも興味なくはない感じだし観に行ってみよーと軽く観に行ったら結構、結構、存外に、好きだった。
まああらすじは有り勝ちだしちょこちょこ拙く感じる部分もあるけど、高校生の交友関係のリアルな距離感は身近な風景も相まってかスゴくハラハラしたし、卒業直後で、なにかになりたいと思っていても、なる筈だったとしても、何も考えていなくても、等しくまだ何者でもない瞬間の若者達という後ろ向き且つ遅れてきた青春劇がこれまたハラハラしつつも可愛いんですね〜〜。
5人で迷って5人で分かれそうになっても、再び5人で揺り戻していく姿が素敵なんだ。
こういう色々あったけど結局元の場所に戻ってきたよ、あんまり進んだ事はないよって終わり方大好きです。ハイ。
これを観た事が他にも色々観る切欠になった事もあるし、素直に応援したい気持ちもあるのでここに挙げます。

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  • 2020.06.11 Thursday
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