2017映画ベスト

  • 2017.12.31 Sunday
  • 21:35
足繁く映画観に通うようになってから2年目の自称映画好きですが今年映画観で見たのは48本らしいです(coco記録より)
ここに去年度公開扱いとか書き忘れ含めてもまあ50丁度くらいでしょう。
流石の「非オタクからするとそこそこの数字だけどオタクからするとなんでもない数字」です。私はなんでもそうなんですヌルいオタクなんです。
でも仕事とか身体状況精神状況考えると多分これが限界です。

とりあえずランキングは

01:キングコング 髑髏島の巨神
02:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
03:お嬢さん
04:ハイドリヒを撃て 〜ナチの野獣暗殺作戦〜
05:ジャスティスリーグ
06:ダンケルク
07:愚行録
08:KUBO 〜二本の弦の秘密〜
09:ローガン
10:ハクソーリッジ
(掘り出し物賞:ハードコア)

です。
今回10本はこのあたりだろうなってのはおおよそ決まったけど、ぶっちゃけ「これが1位だッ」ていうのはなかったです。良い意味でも悪い意味でも。
なんでかキングコングが1位になりましたし納得はある程度してるけど5位から上のどれが1位になってもいいですマジで。
まあ個人でランキングなんてものはすべからく気分で変わるものなんだろうけど、去年のシンゴジラ1位は確固たる意思があったなあと。
見たかったけど見てない作品もかなりの数あるんでその辺の状況でも変わってくるんだろうけど。
ここまで書いて思い出したけどツイッター上で上半期1位には「ヒトラーの忘れ物」挙げてるんですよね私。でもこの映画去年度作品扱いでしたので除外しましたが。
というわけで「私が今年観た」1位作品は「ヒトラーの忘れ物」でお願いします(ぞんざい)


一口感想的なのはcoco.toと続きで。

01:キングコング 髑髏島の巨神
〜友達と3回見に行った〜
今年は友達と何度か映画見に行くっていう個人史においてとんでもない事変があったんですがその中でもとりわけ印象に残らざるを得なかったのがキングコングになります。一人で1回+各回別々の友人同僚と計4回見に行く羽目になりました。
しかし見れば見るほどこの映画のテンポ、適度なゴアにより生じるスリル、圧倒的情報量のクライマックス格闘戦、ガスマスクトムヒ無双、ユニバース要素へのワクワク感、まさかの感涙させられるエンドロールと、隙のない完成度に感心していくばかりでした。
そんな何度も見てるんじゃ他作品に比べて理解度思い入れも違うじゃんってツッコミ所でもありますがまあその辺も含めて1位って事で。
印象深いシーンとしては素直にラストバウト前半。コングとスカルクローラーの取っ組み合いをカメラがグリグリ回りながら映していくカットは目まぐるしく迫力に溢れてて殺陣自体も工夫されてて、明るい場所での格闘というのはギャレゴジで果たせなかった部分でもありました。
従来の「コ〜ング」なくだりが弱めなのもテンポが良くて良かったです。
あと友達は皆面白かったと言ってました。GODZILLAも見せて数年後に備えさせておこうと思ってますが実行に至ってません。

02:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
〜(個人的)MCUマンネリ打破〜
MCU、勿論好きで追っかけてるし今後も追っかけていく所存ではありますが正直そろそろマンネリに近い何かを感じる時もあるなあと思ってまして。
とりわけ今年のストレンジ、スパイダーマン辺りには本当に毎度毎度よく纏めるよなあと思いつつも「いつものMCU」以上に感じる物がなく、一方で自分の中でDCEUに対する再評価が進み始めてた事もあったりなんかしちゃったりしてて。
でもその中でこのGOTG2はそういう僕の中のもにょもにょを全部かっ飛ばしていく魅力に溢れてる作品でした。
前半ちょっとばかりタルさを感じないでもないけど前作同様の軽妙なようでかなり練られてる楽曲の扱い方、愛の扱い方を知らない者どうしとしてヨンドゥとロケットを絡めたりする人数の多いキャラクターの巧みな動かし方、ドラックスへの印象の変化を始めとした、親殺し家族文化様々なワードを高次元でまとめていくシナリオ。
終盤の怒涛の畳み掛けは凄まじくてこれが本当の「笑って泣けて熱くなるエンタメ映画」だってのを感じました。
MCU群の中では横の繋がりが比較的弱いのも見易くて良い。

03:お嬢さん
〜人に薦められないイチオシ〜
基本グロ苦手だしエロも映画においてそんなに関心がないんだけど、この映画に魅せられた破壊力にはただただ感じ入るばかり。こんなの初めてってヤツ。
話自体もすげー面白くて良く出来てるんだけどそれに絡む象徴としてもエロ、事象としてのグロ。
レズセックスは長ったらしくも感じるけど単純な妖しさだけだったものが物語の終わりには開放的なものを感じさせるものに変わる、しかし表現としてはそれでもねちっこく嫌悪感も覚える、その意味合い扱いが絶妙で面白い。
性描写と一口に言ってもこの映画にはいろんな事が詰め込まれてると思いました。
とはいえ薦める人は選ばにゃならんなという。この中でも特にイチオシです。

04:ハイドリヒを撃て 〜ナチの野獣暗殺作戦〜
〜この邦題やめろ〜
姉に薦められて観に行ったんだけども、手堅さで言ったら今年観たヤツの中でもトップクラスの出来栄えでビックリした。
実話物という社会性、サスペンスのハラハラと銃撃戦のハラハラ、
そしてなによりハードで哀愁あるドラマ性。邦題からは連想しにくい孤独感と緊張感。暗殺作戦は割りと中盤であっさり終えられ大事なのはそこから始まる事件の収拾の付け方。
作戦が成功しようとしまいと待っている過酷な運命。後に英雄扱いされようが「その時」ってのはあまりに容赦なくて、だからこそ任務を全うするその敬虔さが悲しくカッコイイんだ。
これも特にイチオシです。
どうでもいいけどナチスが絡む映画だととりあえず「ヒトラー」「ナチス」って単語を躍らせるのすげー頭悪そうだからやめてほしいけど少しでも注目を集めるにはやむを得ないのかなぁとも思うけど、これの原題は「Anthropoid」で作戦名そのままなので「エンスラポイド作戦」とかじゃダメなんかな。ダメか。

05:ジャスティスリーグ
〜ドストエフスキー!!〜
まさか公開直前になってまで紆余曲折を経る事になるとは思わなかったけど出来上がった作品はまあ突っ込みどころもたくさんあるけど、十分その辺を覆すパワーを持ってたし、120分は120分としてよく纏め上げたなあ、流石の手腕だなあと思える作品に仕上がってて安心しました。結構好きです。
売れてほしかったんで初日IMAX3D二回、友人とIMAX3D一回と計三回IMAX視聴するという暴挙をかました初めての作品になりました(これもオタクからしたら暴挙でもないのかもしれんが…)
アベ1と比べても割りに皆内向的というか、どっちかというと傷のなめあい的な印象が強くて、アッセンブル感は弱いけどそのまま個々が立ってる印象が強くてトーンは暗めだけどすごく楽しく観られる映画でした。
1位にしたい映画としては実はこれなんだけど、最後までザックに編集してほしかったという意味ではこれを1位にするわけにはいかんなという実に面倒くさい超個人的な葛藤を経てますが、まあ映画的にはこのぐらいの順位かなと、結局落ち着く。

06:ダンケルク
〜ジェット機の大轟音も〜
大体ほんとにやってる超ハイビジョン映像と戦場よりうるせえ大轟音でひたすら観客を殴り続ける超パワーファイター映画でした。今までで最もIMAXの「ジェット機の大轟音も」を感じた映画だった。
如何せんいろんな知識に疎い私が感じ取れる部分ってのは多くはなかったのですが、ただただ事象として切り取られたようなシーンの中にただある情報でドラマ背景を読み取っていくスタイルは究極に映画的で楽しくもあり難しくもありこれ以上ない没入感を生んでおり。
ただそれでも「物語は終わったけど、彼らの人生は続く」という幕切れは希望的絶望的という印象よりもただとにかくハッとした。映画としてエンタメに昇華された戦争というのは悲惨であったり、感動的であったりするのは戦争というのものがそうだからなんだけど、ダンケルクはただただ事象としての戦争を描いていて、あの幕切れもそれを象徴する一つなのだろうなと、全く別の側面からハッとさせられた。

07:愚行録
〜俺やっぱこういうの好きだわ〜
去年の怒りやディストラクションベイビーズ等々暗かったりエグかったりする邦画の流れを引きずってた中でこれ凄かったなと思えたのがこの愚行録。
爛れた大学の内情ってのはファンタジー気味だけど閉鎖的なコミュニティで繰り広げられる低レベルだった筈なんだけど陰惨な模様は身近っぽくて厭になる。
何より個人的にポイントだったのは眞島秀和、松本若菜の特撮出演経験有りのすごく良い人そうな二人の繰り広げる見事なまでのクソゲス人間っぷり。特に松本若菜は直接そうというシーンがないのに滲み出る空恐ろしさみたいなものが絶妙で面白かった。
どんでん返し的な判り易い衝撃も多く、人に薦めやすい暗い映画だと思います(?)

08:KUBO 〜二本の弦の秘密〜
〜瞬きする暇もない〜
普段国内外映画テレビ問わずあまり進んでアニメを観る人ではないのですが、尋常じゃない評判が広がっていたので観に行ってみたけどいやほんとミーハー発揮して良かったすごい作品だった。
ストップモーションと思えない途方も無い映像という前提を差し引いても類稀な演出や殺陣、キャラクターが楽しく明朗でしかし切なさもある冒険活劇が素直に面白い。
何より表情の豊かさに驚いた。クボ達の喜怒哀楽がホントに可愛くてそれだけでどんどん物語に惹かれてく。

09:ローガン
〜Hurt〜
映画X-menはファースト・ジェネレーション以降しか観てないのでずっと観てきた人程の思い入れはないにしろ、ただ一人のヒーローだった男の最期として、おっさんと少女のハードボイルドなバディ物としてものっそい楽しくキツく面白く、ラストに泣いてしまいました。
程よいゴアもハードさを強調してて良かったし、ローラの軽快なアクションは目新しさもあって見応えもたくさん。
終始漂う哀愁は本当に良い意味でツラい。
兎にも角にもトレイラーのインパクトが強くて観に行く事を決めた要因の殆どはコレだったりする。
ジョニー・キャッシュのカバーしたHurtと髭と皺でしゃがれたローガンと乾いた荒野の画と家族の肖像、あまりにエモくて、トレイラー賞とかあったら今年はローガンにあげたい。

10:ハクソーリッジ
〜圧倒的事実〜
ダンケルクに比べていわゆる戦争映画って感じはあるけど、ただ一人の、ただ一つの奇跡としてあまりに圧倒的すぎてこれが実話であったという事実にとにかく色んな事を捻じ伏せられる。
スパイダーマンの時も思ったんだけど、アンドリュー・ガーフィールドの、その、ちょっと気持ち悪い男の演技どうしてこんなにハマるんだろうな。こんなにかっこいいのに。
どこかヒョロくて(身体能力は高いけど)ズレてるけどそんな男が戦場で無類な活躍、活動を魅せるという姿にキャプテンアメリカのようなものが見えたり、敵味方問わず手を伸ばすその姿には火野映司の影を見たり、戦争映画以上にヒーロー映画のようなパワーをもった映画に感じました。

掘り出し物賞:ハードコア
〜I live for the kill!!〜
10位にするかどうかかなり迷ったんだけど、期待値との差、音楽的な出会い、色んな意味を加味するとこれが掘り出しという意味とも合うかなと思ってこっちに持ってきました。
新次元FPS映画!って触れ込みで実際それも没入感あるしどうやって撮ってるのかわかんない所いっぱいあるし、すごい映像なんだけどどっちかというと趣味全開の楽しいハイテンション殺戮活劇でその部分にハマる。
サントラも楽しい要素の一つなんだけど、監督さんが携わっているバンドの楽曲も使用していてこれがまた好みだしめっちゃハマってるしで純粋にバンドの楽曲も聴きたくなりました。
シナリオも割りに意外性あるし、逆転劇的な燃える要素もキッチリ抑えてて面白かったのでコレ一発だけでなく今後も色んな映画作ってほしい。

番外:ヒトラーの忘れもの
〜手に汗握るし感涙するしえらいことです〜
今年の頭に最寄りのミニシアターで見たのですが去年度公開の映画扱いだったのでランキングからは除外となります。
もう理不尽な境遇でドッとツラさを突きつけられた上に途方も無い地雷撤去シーンの絶望と手に汗握る圧倒的緊張感。
僅かに見える希望や夢を一瞬で打ち砕く地雷がそのまま戦争が土地や人間の心に根深く残していく禍根の象徴になっていて。
邦題もざーとらしくて好きではないけど「忘れもの」というのは地雷だけじゃなくて少年兵や爪痕そのものを指していてちょっと上手い事言ったかなとも思えたり。
エグさも含めてやはり戦争ということで教材としても使えそうだけどオチの付け方は、皆どう捉えるのかちょっと気になる部分。

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  • 2020.03.06 Friday
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