好きなアーティストは氷室京介、ブンブンサテライツ、イエローカードです。

  • 2016.07.27 Wednesday
  • 18:27
去年のリベンジ宣言を経て一年越しのヒムロスを迎え、
聴きたいけど、共に流れてくるであろう情報に怯えつつも手にとったブンブンサテライツ"最後の作品”。
その直後に流れ込んできたYellowcardの解散宣言。
キャリアも世代も割りとバラバラだと思うんだけどなんとまあ奇妙な一致をしやがって。
一致といっても私がたまたまこの三組に入れ込んでいただけの話なんだけど。きっともっと手広く聴いてる人はもっと多くの経験をしているだろうし。
三組とも私の"思春期”(この言葉響きが気持ち悪くてあんまり好きじゃない)から今に至るまで特に好きな三組だった。
でもまあこれからもずっと聴き続けるんだろうな。これから出会うものもあるだろうけど、聴いてる歌手として真っ先に浮かぶ名前としてはずっと、優先順位が高いと思う。ずっと最初に上がるかもしれない。




氷室京介。
そもそもは姉がよく聴いてた事からで、その流れで小学生くらいの頃にBOOWYの楽曲を大体耳にしてたらしく、今BOOWYのアルバムを聴いてみるとほとんど「あ、聞いたことある」と思うというちょっと不思議な感覚があった。
反面、ソロの方はなんでかシングルくらいでしか同じ感覚は覚えなかった。まあたまたまBOOWYの方が耳にする事が多かった、というだけの話だと思うけど。
自分から手を出し始めたのはもうシンプルに中学生頃。といっても当時はやはりまだ色々今より更に浅はかで、当時直近アルバムだった「Follow the Wind」「In the Mood」ばっか聴いてた。
例によって中学生という時期となると趣味の開拓が始まる頃であって、他に聴いてたのがU2だのマンソンだの節操はなかったが聴きやすくかっこいいわりと重めなロックしか聴いてなくて、この2枚のわかりやすい部分は求めてたものと一致してたのだろう。
全部聴くようになるのはいつ頃からかよく覚えてないけど、まあ徐々に聴くようになっていったのだと思う。
因みにアルバムは昔から姉貴が全部揃えていましたので、中学生当時から全部揃ってました。
ただ一通り聴き終えたのは割りと最近だったような気がする。ぶっちゃけBOOWYのアルバムに至ってはしっかり聴いたのは引退騒動があってからだったりする。
大げさな言い方してみると氷室京介の全キャリアを網羅していく過程は私の音楽の趣味の広がりと共にあった、のかもしれない。
活動の長さにつれて音が変化していくのは皆そうだと思うけど、氷室京介は割りと明確にアルバムごとの性格が大きく異なってて。渡米が一つ大きな転換点にはなってるのも一つのアーティストの流れとして見た時すげー面白いし、他には中々ない部分だと思う。
渡米後は明らかにハードな洋ロックよりになってて、一通り聴いた頃にちょうど「B'ORDERLESS」がリリースしされたんだけど、「Follow〜」から始まり、ちょっとブリティッシュぽいものとか歌謡ロックっぽさもあるモノとかバラードとか色々聴いた挙句、最新アルバム聴いたらまたゴリゴリの洋ロックアルバムで自分の中ではふりだしに戻るっていう。
歳の割にものすごく趣味が若い。齢50にしてJimmy Eat Worldカバーしてみたり、GLAYとコラボしたり、マイケミなんてもろティーン向けバンドのジェラルドとコラボしたり、アイドルグループのKAT-TUNに楽曲提供してみたり。
音としても現れてる部分なのか、人としてもきっと凄く柔軟だし素敵なんだろうな。

特に好きなアルバムは「I・DE・A」です。
一貫した空気感のあるコンセプトアルバム的な様相が強い気がしてそういう部分が好き。
それから渡米後の最初のアルバムって事で、他のアルバムで聴けないスティーブスティーブンスのギターとか一気に聴かせる構成とかの洋ロック的なゴリゴリ感、
それとメロディアスだったりそれでも聴きやすかったり、元々あった和ロックというか歌謡ロックというかビート系?の感が最も交わり合ってて、最強に中性的なアルバムに仕上がってると思うのです。
「MELLOW」「beat haze〜」もそういった曲はありますが、一枚のアルバムとしての一貫性とかの点で「I・DE・A」は私の中では唯一無二、かも。

というわけでLAST GIGSもとっくに終えて、
ちょこちょこ発表してない音源が出るんだか出ないんだか、超高額関連商品連発中だったり、なんかまだ終わってない感もありますがとりあえずの終わりって事で。
初めて行ったライブが確か20周年のヤツで、以降「B'ORDERLESS」のリリース後はベストアルバムを何枚も出し続け、社会人にもなって自分の金で参加できるようになって、いつになったら俺を次のオリジナルアルバムのツアーに行かせてもらえるのと思っていた矢先の出来事で喪失感凄かった。
理由も納得出来ないけど、納得できるというか、そうでなきゃこんなかっこよくないんだろうなーって思った。
片耳が聞こえなくなってきてるって、事実として観客は全くわからなかった、ライブでそんな片鱗は微塵も感じなかったし、その印象は結局最後まで変わらなかった。
なんでわからなかったってのは、単純に氷室京介以下バンド、スタッフがわからないようなレベルに常にものを仕上げてきていたって所だと思う。単純ながら本当にとんでもないし、それを実現してるのは本当にかっこいいと思う。
その上で「ファンには悪いけど俺の都合だから、」とストイックの極みを魅せるのはむしろこうでなくっちゃとすら思う。
「16」とか「ミスミステリーレディ」とかくっそかっこいい、もっとBOOWYも聴きこんでおけば良かった、とか
もう少し前からしっかり聴いていたかった、とか、
もう一回だけ「Bloody Moon」を生で聴きたかった、とか、
つーかGOSPEL OF JUDAの音源もっとよこせ、とか、
「ENEMY'S INSIDE」ってなんだったんだよごめんなさいグッドイヤーさん、とか、
「PARACHUTE」の時、ソロ聴いてない勢の皆様にも、お願いだからイカセてほしかった、とか、
一度で良いから「BLACK-LIST」を生で聴いてみたかった、とか、後悔残念無念も尽きないのは、もう仕方ないのだ。
ドキュメンタリー番組でどんどこ今まで知り得なかった部分を知っていくと寧ろ氷室京介というアーティストの神格化はますます進んでいくようで、やはりこれからも一生聴き続けていくんだろうな、と思う。




BOOM BOOM SATELLITES。
やっぱり中学生で聴き始めててやっぱり姉の影響だったりするんだけど姉の影響でも聴かなくなったヤツもあるわけで。その中で残っていったのは本当に、本当に好きになっていったんだと思う。
初めて聴いたのは「PILL」でして。PV見たのかな。広くジャンルという視点をまだ持たなかった当時としてはそのあまりにノリノリでポップでロックでデジタルで衝撃的なかっこよさで。
中学生当時おこづかい月に5000円貰ってるようなリッチマンだったのですが、月に2枚ずつアルバム買って速攻で「ON」以前のオリジナルアルバムを揃えた。
氷室のアルバムを、アルバムごとに性格が違う、と言ったけど、逆にブンブンはアルバムごとではないけど、時期によってガラリと雰囲気の変わるアーティストだと思う。
もちろん音が変わっていくのも普通のことなんだけど、ブンブンの場合はそれが先鋭化されてるというかなんというか。
テクノとかデジタルってのは基本としてあるんだけど。ロックよりになってったのは途中からだけどロックナンバー自体は初期からあったし。
まー例によって最初はシングルばっか聴いてたのだけど、アルバムを一枚の作品として捉える感覚を最初に覚えたのはブンブンかもしれない。
クラシックの構成の如く、数曲がさも一つの曲であるかのような構成がわりとよくあって、そういう部分に目新しさと魅力を覚え始めて。というのが最初だった、と思う
今はMP3プレーヤーで気に入ったのを吸い出してそれを繰り返し聴くことが多くなっちゃってて、むしろ昔が一番アルバムを一枚通して聴いてたかもしれない。
「FULL OF ELEVATING PLEASURES」辺りから環境音みたいなのを一曲の中に入れたり、曲単位で入れてくる事があったけど、まさに顕著な例で、MP3プレーヤーで"1曲”として抽出してもあまり魅力は感じないと思うんだけど、アルバムという一つの"作品”としては凄まじい効力を発揮する。単なる前奏でも後奏でもないってのも面白い所だと思います。

一番好きなアルバム、と言いたい所ですが、
「ON」をきっかけにドハマリした筈が、過去の作品を一通り聴いたら寧ろロックバンド的な音になっていってたその時がポップすぎるように感じ始めてしまい、当時の新作「EXPOSED」もその流れを強くした作品で、これはこれで勿論好きだけどカッコイイけど、なんていう評価を下してたりしてたんですね。
そんな折(といっても2年後くらい?)にリリースされた「To The Loveless」。
ロックバンド的な音も含めそれまでのブンブン全てを内包するような音はまさに求めていた音で、
そんな内気な評価だけでなく純粋に聴きやすいフレーズも多くて、それでいて「ALL IN A DAY」辺りから一気に没入させていく構成。
リアルタイムで待っていた傑作が遂に誕生した、と思って大好きなアルバムになったわけですが、
ここから「EMBRACE」「SHINE LIKE A BILLION SUNS」と毎回同じレベルの衝撃を与えられ続ける事に。
まさに、今、一番脂が乗っている、そう思ってなんて幸せな時期に好きになれたんだとそう思ってました。
というわけでこの3枚が好きです。なんか過去作品否定してるみたいな文面になってる気がしないでもないんだけどそんな事はなくて。
「UMBRA」の超鬱屈とした暴力サウンドを一気に聴かせてくれるのも大好きです。「EGO」大好きです。
「Joyride」の原点らしいでも自然と没入させてくれるテクノ感も大好きです。
「EXPOSED」だってやはり当時何度も何度も聴いてたし、「FIENDS」は特に好きな曲の一つです。

ただひとつ、ライブには行ったことなくて。
いつか、というか、次の機会があったらその時行こう、なんて考えてた時に、次のライブ終わったら活動休止になる(だったっけ?)なんて宣言が舞い込んで参りまして。
速攻で応募しました。当選もしてました。お金も振り込みました。でも結局行けなかった。
それ以前にだっていける機会はあったのにどーして一度も行かなかったんだろう。多分この後悔も一生抱えてく事になるかな。
闘病自体は知っていたのに、こうなるとは思ってなかった。リリースされる作品は今までで一番好きな時期だなんて思ってたからなおさら悪い可能性を考えてなかった。
雑誌やらテレビ番組で中野さんのインタビュー幾つか拝見したけど、やはりちょっと、今の川島さんという現実と、中野さんの心中、どちらもほんの一部なんだろうけど、じわりと心と涙腺にくる。
ある種ずっと戦ってきた事だし、突然でもないといえばそうなんだけど、そんな覚悟なんて出来ないよ。
それでも本人はずっと「曲を作りたい」って言ってたっていうのがほんとに、色んな感情駆け巡る。
「LAY YOUR HANDS ON ME」は実に前評判どおり、4曲のEPだけどアルバム並の世界観と完成度を持った作品だと思う。
中野さんも言ってるけど、きっと良くも悪くも正当な評価を下しにくい作品だとも思う。
でも私が最初に思ったのは、ああ、いつものブンブンサテライツだ。と。
シングルカット二曲に、フルアルバムなら中継ぎ辺りにありそうな二曲。後半二曲のボーカルは最初から環境音的な使い方を想定してたのか、はたまた入れたかったけど入れられなかったのか、どちらなのかはわからないけどこれはこれで、とても純粋に川島さんの声の綺麗さを感じられて良かったし、アルバムの中でこそ感じられる素晴らしさ、一枚を聴かせる魅力は、まさにいつもどおりの最近の一番好きだったブンブンサテライツだった。
だから、これから聴く人も、キズナイーバーのオープニングとして聴いていく人も、是非手にとってほしい。



Yellowcard。
中学〜高校時代は間違いなく一番ハマってたしのめり込んでた。
今は移籍したり入脱退激しかったり、アルバムも不定期気味だったりで少し離れ始めてたけど、
それでも毎作買ってたし、ライブには行ってたし、お気に入りは何度も聴いてた。
めっちゃポップパンクというかポップロックというか、今ここで改めてなにか書くよりもあの頃の文章を読んだ方がいいかもしれないっていうぐらいは当時没頭してたんじゃないかしら。
とても聴きやすいけどキャリアは積んでるだけあって演奏力はあるし、イケイケなのとメロディアスだけかと思いきや疾走感あるのとかダンスっぽいのとか壮大な構成とか、意外と色んな曲があるし、
バイオリニストがメンバーとして在籍してるってのが最大の特徴なわけだけど、バイオリンを「Gifts and Curses」みたく単純にストリングスとして使う時もあれば、「Rough Landing,Holly」のようにまるでリードーギターかのような使い方することもあって、こんな縦横無尽なバイオリンは特徴だし魅力の一つだと思う。
インディー→メジャー→インディーというバンドの歩みが音に反映されてて結果として色んなアルバムがあるのも面白い部分だし。
追い続けさせてくれるだけの魅力はあるし、ファンの多いバンドだったと思う。
コンサートというものに始めて行ったのもこのバンドだった。初めてのライブハウスの轟音というのは耳に悪かったしサークルこわいしモッシュこわいし外国人こわいし日本人のねーちゃん外国人とペラペラ英語で喋ってるしドキドキだったと思う。
「When You're Through Thinking, Say Yes」発売前のツアーだったかで、モッシュダイブした人の足がマイクスタンドに当たってライアンの鼻に直撃して、怒って帰っても良い所を笑ってネタにしてライブ続行したのは本当のよく覚えてるしあの人には一生反省してほしいし。
ベースのショーンに言われた「Nice Jacket」はまだ持ってるし。
アーティストというものに間近に接近したのは結局あのサイン会が最初で最後だなぁ。

特に好きなアルバムは「Paper Walls」も思い出深くて大好きなんですが
「When You're Through Thinking, Say Yes」「Southern Air」の言葉に上手くできないけどインディーっぽい素朴というか郷愁のような哀愁の感のマシマシ感、凄く好きなんです。
バイオリンの使い方も回を重ねるごとにブラッシュアップされていったような気がしますがこの2枚は特に顕著かと。
この頃からなんか恒例行事になってるアコースティックバージョンのフルアルバムもグッド。

「Lift A Sail」は私の中でもう〜んと思う所はあって、
「Make Me So」とか「Transmission Home」辺りはすごく好きだし、曲は割りと良くてメロディメーカーは相変わらずな部分はあるんだけど、やっぱりこういう違った感じをやろうって時にありがちなキラーチューン不在が発生してて。
打ち込み系が強いのもありがちな感じに落ち着いちゃってるのかなぁと思う。
それからそれから、正直LPの脱退はやはり痛手だったんだなと。バンド結成時のメタルを経たLPのパワーはYellowcardの魅力の一つであったのだなあと思ってしまった。
でも言うほど悪いアルバムじゃないと思うよ…。つまんねえとは思わなかった。
ライブでやった曲はしっかりライブ映えしてたしなー。

そして、解散宣言。
アルバムがすげー良い出来だったらそれこそ残念度が上がってくだろうし、今だってもっと聴きたかったって気持ちが強いし、一度だけ予定が合わなくてライブ行かなかった時があったんだけど、その後悔が強くなってくるし。
でも少し離れていたかもと思って聴き直してみるとやっぱり好きだと思えて、MP3プレイヤーもどんどん容量が増えていき。
アルバムも先行シングルはとっても気に入る曲に仕上がってて一安心してる所。
1年後の日本公演をひとまず楽しみにしていよう。
お願いだから「Gifts And Curses」やって下さいこのとおりです。それだけは本当に聴いてみたい。一番好きなの。

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