「Q10」 #02 感想。

  • 2010.10.25 Monday
  • 23:42
ツイッターでのフォロワー間での評判が散々だが大丈夫か?
大丈夫だ、そもそも見てる人自体少ない。
神は言っている……取っ付きにくいドラマなのはわかっていると…


わたしの好きなもの。
今回は「恋」と言うより、とにかくそれぞれ「好き」なものを描いていた。
でも、同時にそれを主張するのに抵抗がある。好きなんだけど、周りはあまりわかってくれなさそうな。そんな側面を描かれていた。
好きだけれど大きく主張するのが怖いというのは、結構共感する所が多かったし、アニメオタクという形で殆どそのままに描かれてた気がする…。
まあ、僕はあくまでアニメオタクではないけど。特撮好きということで。実際、特撮も同じサブカルとしてあんまり理解されない傾向がある。
でも自分が好きならそれで良い。好きになる事自体は自由だから。
とはいっても、すんなりと綺麗なシナリオだけではなく。自分が好きだ好きだと主張しても合わないこともある。そこは現実。
二つ以上のエピソードを描いて、少し嫌な気持ちの残る結末と、心暖まる結末と、答えを一本に絞らないのが良いなぁ。

人魚姫。
こーいうねー、惚れた男の為に自分の趣味を捨ててそいつの理想に合わせる事でそいつとの仲が保たれるんだけど、
結局自分が相手に合わせている時点でそれは本当に互いに好きになっていないんじゃないか?相手は自分の何を好きだというんだ?自分を潰してまで付き合うべきなのか?それで良いのか?
そんな葛藤を「人魚姫」に例えるというこの綺麗さ。素敵過ぎる。
ピックを鱗だなんてその発想が素敵だよなぁ。しかもそのたった一つのアイテムで人魚姫と山本を完全にリンクさせた。
人魚姫は王子様に近づきたくて人間になった。だけどその代償として声を失った。
山本は惚れた男に近づきたくてロックな自分を捨てた。ピックを落とした。それには勇気も必要だったろう。
そして人魚姫と同じく、報われない結末になった。
好きなモノを好きだと主張させてくれない。そんな世界が、本当に自分がいきたい世界なのか?
Q10の問いかけが物哀しいけれど手を差し伸べるような優しさも感じた。
他のファンにボコられたり、海に飛び込んだりとやっぱりちょっとの取っ付きにくさを感じる展開だけど、描写として面白いから好きだ。
「来れないよね?生きてる世界が違うんだから!」
少々山本にはキツい話だったが、自分が何を好きなのかに気づけて寧ろ良かったと思う。手を差し伸べてくれる人(ロボット)もいたし。
それから、どう見てもブスじゃないよね彼女…。
「コーサンデス」は何だかロボットらしくて良かった。まあ、アレが普通の反応だよね…。そう考えるとクラスの皆って優しい。
「何故嘘を書くのですか」という問。思いついた答えは、「好きでも、報われない時もあるんだよ。って教える為だよ」
今回、Q10はそれを見せつけられたけれど、山本を人魚姫と重ねていた事で彼女に優しく接する事ができた。
「ココハ、イキテイケルバショデスカ」というのは「人魚姫」という物語に対するQ10の感想だったのかもなぁ。
平太の「しぃらなぁーい!」は思い切り吹き出した。なんだそりゃ。

夜の散歩。
レイ・ブラッドベリの作品は読んだことはないけれど。
何をするのでもなく、夜に散歩をするだけなんて、綺麗で素敵やん。と真面目に思う。
一つの思い出があれば、それが生きていける力になれる。
自分をこの世に留めるもの。何だか凄く共感した。結局は身近で、素朴なものに思いを馳せる。
そうでもしないとやっていけない。「夜の散歩」って、素朴だとか、そういう事を象徴している気がした。

「ぱふ」
……「了解」の意だというのはわかったけれど、何故。何故「ぱふ」?
考えたけどやっぱりわからない。これといって意味は込められてないという結論に至る。
とてもキャッチーで良いフレーズだと思う。ぱふ。
正直Q10が可愛いので積極的に使っていきたい。ぱふ。

アイドル。
髪をワックスでバリバリに上げたその姿。特撮ファンなら皆思ったろうな。「モモタロス憑いてるぞ」
こちらも無理矢理強制されているけれど、好意的なものがあるからいろいろ違う。
とはいっても、その頼みを受け入れる平太は大人というか、健気というか。
こうして「一生の思い出」になれるのは、本人としても嬉しいというか、自分がその対象となることでわかる事があるのだろうな。
家族も河合も心の底から喜んでるみたいだったし。
自分の好きなものはないけれど、他人だけでも…と、そこまで大袈裟に描かれていない事だけど、そう考えていくと平太は火野映司にも似た一面を持っているような気がしてきた。

影山。
河合の「好きなもの」を知って、なりゆきで急接近したわけだが。
影山自身はほかでもない、河合の事が好きだから、受け入れようと努力する。
その姿は本当に健気で良いなぁ〜と思った。それから好きな話題になった途端に流暢にしゃべりだす河合の姿が中々リアルだった…。
ただ、ちょっとこの二人の行く末が不安なような気がする…。
自分を相手に合わせ初めているだけだけど、そこがどうなるかなぁ。
ひとまずこの段階では受け入れてくれるケースの一つとして描かれているわけだけど。
優しいよねぇ。こうやって幾つかの結果を提示していくのが面白い。

二次元への。
細田の演技力はやっぱり素晴らしい。ライフやジョーカーで注目してはいたけどやっぱり良い俳優だわ彼。
Q10自身でなくてキャラクターに恋をしている事を自覚している辺り、普通に、イイ奴。なんだろうな。
今回、平太の心に大きい影響を与える中々に重要な位置となったわけだけど。
好きなものを好きだと言えない自分と、例え引かれても好きだから仕方が無いんだと正直に、胸を張って言える中尾。それを対比してデートをセッティングするという流れが良い。
そしてその内容も、何もこれといった事はない、素朴な、まさに「夜の散歩」。
素敵だ。

雨。
好きだと言えない、というより、好きだと言えるものがない、のかな平太は。
中尾は自分より偉いと思った。と語るが、羨ましい。そんな気持ちも篭っていたのかもなぁ。
皆身近に好きだと言えるものがあって、それこそが明日を生きる支えになって。
中尾や影山の健気な姿を見て、それに影響されてQ10への恋心を認める。
無駄がないなぁ。Q10を濡らさないよう、ビニール袋をかぶせるその姿はまさに、「健気」。
思えば皆、「健気」なんだなぁ。好きだから。好きだからこそこんなに出来る。
ここまで、ここまで「恋」を回りくどく且つ綺麗に純粋に描くなんて。

好きなもの。
「人間、何を好きになったって良いんだよ!」
ストレートな言葉。でもこの言葉は平太にとってのダメ押しのようなものになった。
ところで鉄塔って良いよねぇ。素敵な趣味だよねぇ。
結構写真も綺麗に撮れてるし、硬派で良い趣味だと思うんだがなぁ…。

一生の思い出。
この世に引き留めるもの。それはささやかな物。ささやかな思い出。
あの時は楽しかったのよーん。って言えればそれで良いんだろう。今好きかどうかじゃなくて。
昔思いを馳せたものと今思いを馳せるもの。

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  • 2020.03.06 Friday
  • 23:42
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    コメント
    Q10 ぱふ でたどり着きました。私もぱふの理由を探しまわりました(*^_^*)
    今のところ、マジックドラゴン、パフっていうのをNHKのみんなのうたかなにかでQ10が聞いたのかなーと勝手に解釈してます。
    反戦歌は1話でも使われてたし、マジックドラゴンの歌にも反戦とか鱗とか、海ってワードが入っているので。
    そうとう飛躍してるかもしれませんが。。。(笑)
    ぱふの真相がしりたいですね。
    • a*k
    • 2010/10/31 12:18 PM
    コメントありがとございますー。
    「ぱふ」は個人的に考えても笑点のテーマソングの最後の音しか思いつきませんでしたw
    「マジックドラゴン」説はありそうですね。河野Pや木皿さんは昔の歌をよく使いますし、意味も合ってて目から鱗でした。
    • 302
    • 2010/10/31 9:02 PM
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